【”人を楽しませる”ことが大好物】社内インタビュー vol.2 サンジェイ・バンダリ(CEO)

みなさん、こんにちは!WiLL Design採用担当の髙橋です!

さて、本日の社内インタビューは

代表取締役社長 サンジェイ」です!

WiLL Designの創業者であり、日本以外での生活も長いサンジェイがどんな人生を歩み、

なぜWiLL DesignのようなIT企業が今の日本に必要だと感じたのかを聞いてまいりました!!

WiLL Design メンバー紹介 Vol.2 | 

サンジェイ・バンダリ(CEO)

ご出身はどちらですか?

出身はネパールです。母親、父親ともにネパール人で、8歳まで現地で生活していました。

その後日本にわたり、17年間日本で生活をしております!

言葉の壁なんかも厳しかったと思いますが、どのような学生時代を過ごされたのですか?

最初は流暢に話せずコミュニケーションに悩んだこともありましたが、現在はこの通り日本語はバッチリです!(笑)

学生時代の思い出深いタイミングは高校時代ですね!

東京都王子の高校に家からの距離が近いことを理由に進学しました(笑)

当時は将来「お笑い芸人、有名人、美容師」になりたいと今とは全く異なる夢を持っていました。

とにかく「人を喜ばせることが好き」「楽しませることが好き」といった気持ちが強く、

高校3年生では文化祭実行委員長になり、学校初の後夜祭の運営や、1つ上の代からはじまったM-1ならぬO-1(Oは高校の頭文字です)を引き継いで運営かつ出場して見事2代目チャンピオンになったことが最高の思い出ですね!

自分で企画運営して、さらに出場までしてチャンピオンになるなんて独壇場でしたね(笑)
大学はどちらに進学されたんですか?

大学は東洋大学国際学部グローバルイノベーション学科に1期生として進学しました。

この進学を決めた背景には2つの理由があります。

1つは高校時代の恩師から推薦されたこと。

もう1つは家から自転車で通えたことです。(笑)

高校も大学も家から近くて羨ましいです!!
国際学部とのことですが、具体的にどんな勉強をされていたんでしょうか?

9.5割は英語の授業です。

ヒアリングやリスニング、ライティングなど幅広く英語について学習しました。

高校時代から英語が好き、且つ得意だったこともあり、ストレスはありませんでしたが、

なんせ勉強量が多く、サークルや委員会には所属せず、バイトと英語が生活の中心でした。

なぜこんなにも勉強をしたのかというと、学部の特性上、大学2年には海外留学に行くことが決まっていたからです。

海外留学先を選ぶ上でTOEICやTOFLEなどの点数が条件に設けられていることが多く、自分が行きたい留学先に行くために、必死に勉強しました。

そうだったんですね!ご自身の希望大学には行けたんですか・・・?

行けました!

カナダのトロントにある「センテニアルカレッジ」という大学に1年間留学していました。

※留学時代の写真

おめでとうございます!
その時の経験がきっかけとなり、今のWiLL Designの思想を持たれたんですか!?

いえ、WiLL Designを創業しようと思ったのはもう少し後の出来事です。

僕は留学から帰国後、普通に就職活動を行ってました。

父親が日本でアジア料理店を経営していることもあり、経営は身近にあったので将来的には自分も起業をしたいという野心はありましたが、

「何をしたらいいのか」「どうやってしたらいいのか」もわからなかったので、

ひとまず社会とはどんなもんじゃいと勉強することを目的に就職先を探しました。

ただ某不動産企業の最終面接で

「君みたいな人材が欲しかったよ」

「活躍期待してるね」

など終始ポジティブな発言が連発したにも関わらず、見送りになった経験をしました。

その時、たった10分間そんなポジティブ発言を受けて終わった面接が落選することへの

理不尽さ・社会に対しての不信感で自分の心が覆われたような感覚になりました。

その話をネパール時代から親しくしており、日本でホワイトニングサロンをオープンしている従兄弟に相談すると、

「何を言ってんだよ!理不尽かどうかは一旦置いておいて、勉強してから起業しようなんてスタンスが違う!勉強しながらやりたいことやればいいじゃん!

との言葉をもらいました。

僕はこの言葉に衝撃を受けて、就活をするのではなく自分のやりたいことを追う覚悟を決めました。

なるほど!いとこの存在がトリガーだったんですね!
この起業を決めたタイミングから、ITでビジネスをすることは決めていたのでしょうか?

いえ、当時ITをビジネスにすることの優先度は2番目でした。

まず僕が目指したビジネスは飲食店のフランチャイズです。

学生時代にバイトしていたハンバーガー屋さんの味と人と仕組みが大好きで、

「この店をフランチャイズ展開したい」と考えました。

ただ結論から言うと、フランチャイズは企業側の意向で実施することはできず、断念しました。 

そこでITでビジネスをすることを選びました。

そもそもなぜ、IT分野でビジネスをしようと思ったのでしょうか?

きっかけは父親が経営しているアジア料理店でした。

皆さんもいつもの通学路や通勤途中をイメージしていただきたいのですが、道端で見かけるインドカレー屋さんやタイ料理屋さんはありませんか?

あのようなお店の経営者は基本的に外国人であることが多く、日本のルールやITに関してのリテラシーは比較的低い傾向にあります。

また故郷に仕送りをしている方の割合が多く、手元に残る資金が少ないことからも大規模な投資ができない現状にあります。

僕の父親の店舗もそのような状況だったので、そこにビジネスチャンスを見出しました。

そこでHP制作やLPの作成が出来るようになろうと、勉強を始めました。

ただ1番難しいのは集客。最近始めたばかりの若造に任せてくれる店舗はそうはありませんでした。

そんな時にインドへの6年の留学から帰国した幼馴染と話す機会があり、インドにも同様の需要があることを知りました。

そこでインドの店舗をターゲットにHP制作などを行い始めたのが、WiLL Designの紀元前です。

そうだったんですね!社員のみんなも知らない裏話だと思います!(笑)
幼馴染と二人三脚で始めたそのビジネスが今の形に変わったのはなぜでしょうか?

結論、人に任せた方が効率的だと判断したためです。

経営や営業活動も行いながらページ制作をすることは自身のリソース的にも厳しい部分がありました。

また制作だけではなく、次々と変化するプログラミングの世界に知識の更新もかけることができなくなっていく未来が見え、

これは得意な人に任せよう!と判断して組織化を目指したことがWiLL Designの紀元です。

なるほど!そんな背景から始まったWiLL Designも現在では世界12ヶ国で約500万人のエンジニアと連携をする

大規模な組織になってきたかと思いますが、改めて今後どんな人たちと会社の成長を目指していきたいですか?

自分が持っていないものを持っている人と巡り会いたいです。

例えば、これから僕らが新事業でトンネルを掘ろう!と動き出したとします。(笑)

その時に僕は、もうひたすら掘って掘って掘りまくる人間です。

目的を見つけると、それに向けて一直線に集中力を発射するような性格なんです。

ただ地面の中には当然ですが大きな石があったり、水道管が通ったりしています。

そういった障害物があることを事前に予知したり、

万が一当たった時に代案をスピーディーに思いついたり、

遠回りでも掘ってきた道を一旦戻り、別の方向から掘れば問題解決できるとガイドする

そんな能力は僕にはありません。

これは一例ですが、僕にはないスキルや才能、思考などを持っている方は非常に魅力的です。

今後のWiLL Designでは僕のような突き進む人財も重要ですが、

それと同じくらいサポートに徹する人財にも価値を感じております。

ありがとうございます!
トンネルの例え非常に分かりやすかったです!
多様性に富んだ職場で国際的だなと改めて感じました。
では、最後にWiLL Design読者へメッセージをお願いいたします。

WiLL Designは今後もっと大きく、そして広く事業展開を進めていきます。

その上で僕ができることはわずかで、今までの人生も色んな人に助けられて、成長させてもらいました。

この経験から、自分は誰かに支えてもらえないと何も出来ないと強く感じています。

だからこそ採用に注力していきたいと考えています!

皆さんしか持っていないアイデンティティをとことん発揮していただき、

WiLLの個性的なメンバー同士が起こすエネルギッシュなシナジー効果を僕は見たいです。

そのシナジーが広がり、最終的には「日本にいる外国人が暮らしやすい社会」を実現して、

日本人外国人の垣根を取っ払ったサービスも展開していきたいと考えております。

その挑戦の中で、皆さん自身の人生もより豊かに色濃くなれば嬉しいと考えているので、

WiLL Designでの経験をキャリアステップとして使っていただくことも大歓迎です!

年々、右肩上がりに成長しているこのスピード感を経験できることに魅力を感じ、

会社が目指す方向性にも共感してくれた方がいてくれた際には是非一緒にお仕事したいです。

本日はありがとうございました。

吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

【”人を楽しませる”ことが大好物】社内インタビュー vol.2 サンジェイ・バンダリ(CEO)