【採用強化】各求人媒体へ掲載したことで感じた特徴

こんにちは!WiLL Design人事採用担当の高橋です!

5月より弊社では採用強化を図っており、さまざまな求人媒体への露出を行い、30人を超える求職者の方と面接を行ってきました。

その時に感じたことが、【どの求人媒体から応募してくるかによって求職者のカラーが違う】ということです!

これだけ聞くと当たり前の話のようにも聞こえるかもしれませんが、同じ求人媒体からの応募についてはある程度カラーが似ていることも検証できました。

この結果から、企業が設定するペルソナと親和性の高い求人媒体を使えば、それだけ魅力的な人材の確保につながりやすいといった仮説を立てることができます!

そこで!

・これから採用強化をしていきたいと考えている企業様

・現在採用活動をしているけど十分な成果を感じられていない企業様

上記に対して、多くはありませんが今回僕らWiLL Designが掲載して感じた各求人媒体の特徴を余すことなくお伝えさせていただきます。

これからの採用活動にお役立て下さい!

目次

無料編

air work(indeed)

engage

Wantedly

まとめ

無料編

まず、無料で掲載が可能な求人媒体の特徴をまとめていきたいと思います。

採用予算が不足している企業様は是非こちらをご参照下さい。

air work

エアワークは広告代理店をメイン事業としており、主にTwitterを活用した広告やテレビCMなどの制作を行っています。

Twitterを活用したプロモーションにも力を入れており、6ヶ月で1万人のフォロワーを獲得するなどの成果を出しています。

また、サービス提供している母体がリクルートというだけあって、大手企業とのコネクションも強く、幅広い分野の顧客と取引をしています。

そのため「無料で登録ができる求人媒体」ですが、皆さんもよく耳にする企業様も掲載を行なっており、求職者閲覧数も同社提供のリクナビなどには劣りますが、比較的高い傾向にあることが想定されます。

エアワークの強みは、Twitterをはじめとしたソーシャルメディアを使った広告制作にあります。

「採用管理はエアワークにおまかせ!」といったキャッチーな言葉から始まるWeb広告をご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?

近年若年層のテレビ離れが増え、Webでの情報収集を行うことが増えてきております。

その中でWeb、その中でもTwitterを中心に広報活動を行うエアワークは無料とは思えないクオリティを体現しています。

またこの後ご説明させていただくindeed(リクルートが2021年に買収し、現在はリクルートの子会社となっている)と連携することができ、エアワークで作成した求人票を一部条件はありますが、設定すればindeed内でも自動掲載することができるため、1つの求人記事を作成しただけで多方面の求人媒体に掲載することが可能なのもエアワークならではの強みかなと感じました。

そしてこのエアワークから応募してきてくれる求職者様の特徴ですが、一言で言うと「素直で海外色が強い方が多い」といった印象です。

こちらが提供している情報に対して、率直なご意見をくれたり、また元外国籍の方からの応募も多く、海外とコミュニケーションを図っていきたい企業様にとっては魅力的な求人先かと思います。

ただ大前提として、無料掲載なので採用側で出来ることはやはり有料の求人媒体と比べると限定的です。

それもあってか求職者の方も複数の媒体を使っていることが多い印象を受けました。

そのため採用側の情報がよほど魅力的でないとメッセージのやり取りの途中で離脱されてしまうケースも非常に多いです。

肌感覚で申し上げますと、10人応募が来て面談が出来るのは1人くらいの感覚です。

もちろんこの結果は、私の力不足が1番だとは思います。

とはいえindeedの写真が載らず会社イメージがしづらい求人票や情報の窓口として利用することが多い求職者ニーズもあって、この媒体で100%採用実績を出せるかというと正直私は疑問かなと思いました。

まとめますと、リクルートが管理するシステムだけあって、充実したプラットフォームで採用管理のしやすさがあり、実際に応募してきてくれる方は素直で海外色が強い傾向にありますが、この媒体1つで皆様が求めているだけの実績を作ることは難しい。というのが個人的な見解です。

engage

engageの運営は「(株)エン・ジャパン」が行なっており、Twitterとテレビの親和性が高いことを活かし、エアワーク同様、Twitterを活用した広告代理店を主要な事業としています。

2016年に無料採用求人の掲載サービスを開始し、2022年時点では掲載企業数は約40万社にもなっていると発表されておりました。

このサービスが生まれた背景として、「多くの企業様の情報発信機会を創出したい」と言う想いから始まったのかと考えております。2016年当時は、ホームページの作成には今以上にコストがかかり、中小企業では必要性は感じつつも予算的に作成ができない、出来ても理想の形は作れないといった課題がありました。そこに手を差し伸べたのが、engageです。

engage最大の強みは求人サイトが無料で作れるということです!

これはindeedなら求人掲載しかできない媒体と比べると圧倒的な差別化ポイントです。

実際に当社もこの求人サイトを見て興味を持ちました!などのお声も多数いただいております。

求人サイトが出来るとなぜ良いのか?というと、求職者の多くが求人票と合わせて企業ホームページを見ているからです。

エンジャパンのアンケート調査によると、89.2%の方はホームページを確認しているそうです。

実際に私が転職活動をする際にもよくチェックしていたなと感じています。

それだけ多くの求職者に求められるホームページを無料で簡単に作れることは採用側としては非常に嬉しいサービスとなっております!

そしてこのengageから応募してきてくれる求職者様の特徴は「幅広い年齢層ですぐにでも仕事を探している方が多い」といった印象です。

昨年9月から求人掲載を当社でも行なっておりますが、学生から定年間近の方まで幅広い年齢層の方が応募してきて下さりました。

男女比も大体50:50で、中途や業務委託を希望する多様な働き方での応募もあり、こちらとしても非常に勉強になっております。

また上述した通り、型はある程度決まっているものの、企業の色を出した採用ページは会社としても資産であり、多くの方に無料でWiLLDesignを知っていただくきっかけをもたらしてくれております!

とはいえindeed同様、無料掲載できるということもあり実際に面談へ進む方は10人中1-2人くらいの割合です。

応募の手軽さもあり、応募まではよく飛んできますが、連絡がつかなくなることも多いので、注意して下さい。

またページを作れるというだけあり、写真が非常に重要な媒体でもあります。

そのため、社員の写真や働いている風景、また会社の雰囲気などの写真を準備した上で掲載することを強くお勧めします!

最後に少し脱線しますが、engageが無料で求人掲載ができ、かつ成果報酬もないのにどこでマネタイズしているのか?と運営当初、疑問に思ったことがあったため、同じ方がいるかなと思い、シェアします!

engageのビジネスモデルはずばり「フリーミアム」と呼ばれるモデルで構築されております。

フリーミアムとは、基本的な機能は無料で提供し、有料プランには追加機能を提供するビジネスモデルのことを言います。

実際に私が説明させていただいた機能は無料で使えますが、「もっと多くの求職者に情報を訴求したい」「1日でも早く集めたい」そんな場合は対価を支払い、エン転職への同時掲載も可能になったりします!皆さんのめちゃくちゃ身近な例で言うと、youtubeがフリーミアムをイメージするのにわかりやすいと思います。

こういった戦略で我々に低負担で求人掲載を可能にしてくれているエンジャパンには感謝ですね!

続いて有料で導入可能な採用媒体をご紹介します。

現時点では当社はwantedlyの1社しか利用経験がないため、それに絞って特徴をお伝えさせていただきます。

Wantedly

Wantedlyは、求人募集サービスを提供している会社です。

企業が採用する人材と、求職者が求める職場をマッチングすることを目的としており、2010年に設立され、現在までに約37万社以上の企業が利用しており、累計で700万人以上の求職者が利用しています。Wantedly自体が広告活動などをあまり行わないため、リクルートやマイナビなどと比べると知名度はそこまで大きくありませんが、界隈では高い人気を誇る求人媒体となっております。

では何がそこまで人気なのか?

それは「共感採用」という新しいスタイルとトレンドのSNSの掛け合わせサービスが理由だと僕は考えております。

まず「共感採用」についてですが、今までの求人は給与や福利厚生、勤務地、役職など比較的条件で選ばれることが多かったかと思います。

ただ、Wantedlyが提唱しているのは条件ではなく、共感こそ最大の応募理由になるといった新たな切り口です。

会社の理念やビジョン、社会に対する使命感など、その会社が実現したい想いに共感した方が応募するスタイルとなっております。

条件面ではなく、想いに共感して入社する分、スタートから会社全体で同じベクトルで進むことができることに加えて、離職率も低く、高いパフォーマンスにつながる可能性が極めて高まります。

続いてSNSとの掛け合わせについてですが、皆さんもお分かりの通り昨今SNSでの情報収集は当たり前となっております。

ご飯行くにはInstagram、流行りを知るのはTikTokなどSNSを見ない日がある方の方が少ない時代かもしれません。

そんなSNSをWantedlyは採用しており、独自のプラットフォームに採用求人限定の情報が流れてきます。

しかも独自のAIシステムで利用される方の検索動向などを元に適切だと思う求人ページが表示されるため、マッチング率が高く、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながっています。

リクナビやパーソルが運営するdodaなどは嫌な表現をしますが、お金を積めば上位表示が可能となり、目の引くところへ広告を露出できます。

ただWantedlyは求職者様の思考に基づいて検索順位が変わるため、採用側としても大手企業と同じ土俵で戦える魅力があります。

当社でも5月末から導入を行い、当社の想いに共感してくれる数十名の方から既にご応募いただいております。

まだ導入して間もない状態ではありますが、このWantedlyから応募してきてくださる方の特徴としては「上昇志向でご経歴が豊富な人材が多い」印象です。

自身で事業をした経験や、海外でのボランティア経験、ベンチャー企業を渡り歩き幅広いスキルを持ち合わせた経験など十人十色の優れた経歴を持ち、まだまだ成長していきたいという強い意志を持っている方が多いです。

そのためもし入社していただくことができれば即戦力としてご活躍いただくことができるイメージを持つことができ、正直無料広告で掲載していた当時と比べると、採用基準が上がった気がしております。それだけ魅力的な人材の宝庫です。

しかもその人材へお金ではなく運用という時間の投資と想いの強さで大手企業とも戦える環境は非常に魅力的ではないでしょうか?

導入コストとしてはプランやサービス内容によって異なりますが、約30〜150万円(6ヶ月間の掲載)の幅で導入が可能なので、決して安い金額ではありませんがコストがかけられrないけど、採用を強化していきたい企業様ほど導入の価値があると僕は思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

僕らもまだまだ駆け出しのITベンチャーということもあり、求人広告について多くの経験があるわけではないので、情報量が少なかったかもしれませんが、今後の採用活動にお役立ていただける内容だったら幸いです。

また求職者の皆様宛のメッセージにはなりますが、現在当社では上述したindeed、engage、Wantedlyの合計3媒体で皆さんにご活躍いただけるフィールドを公開させていただいております。インセンティブでの経済的フォローや他社ではできない海外エンジニアとの連携業務の経験、ベンチャーならではの管理職など成績次第ですぐに裁量を持って仕事ができる環境、WiLLDesignが今後のキャリアにおいて魅力的なリソースを提供することをお約束します。

もしご興味がありましたら、以下お問い合わせフォームよりご連絡ください。

「とりあえず話を聞いてみたい!」

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「すぐにでも働きたい!」

大歓迎です!理由は問いませんので、WiLL Designの活動に興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください!

よろしくお願いいたします!

吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

【採用強化】各求人媒体へ掲載したことで感じた特徴